なつみず田んぼ

「なつみず田んぼ」という聞き慣れない言葉。
夏の休耕田に水を張った田んぼのことらしい。

連作障害を避けて田んぼを休ませている間に水を張ることで、昆虫などの生き物が生息して、病気などから田んぼを守る効果があるようだ。
当然生き物が増えればそれを餌にする鳥や動物が集まってくる。
一部の自治体では積極的に支援しているようだ。
そんな「なつみず田んぼ」に行ってきた。

期待したのは初めてのシギチ類。
シギとチドリを総称してそう呼ぶらしい。
海のない内陸部でシギチが見られるのは春と秋の渡りの途中がチャンス。
海が遠い我が家はこの機会を逃したくないところ。
行ってはみたものの、稲穂が実る田んぼばかりで休耕田で水が張ってあるところを探すのが大変だ。

自治体のホームページを見ると大まかな地区の名前があったので、その辺りをグルグル探し回ってみた。

しばらくして車が数台停まっている所があったので近づいてみると、「なつみず田んぼ」にシギチがいた!



アオアシシギ、タカブシギ、セイタカシギ。
手前の田んぼにはムナグロも。

とても遠くで素早くよく動く。

撮影は案外難しいね。

ピンボケ写真を量産して、何とか数枚撮れたけど、家に帰って見てみたらうすらぼんやりとしてしまっていた。


まだまだ修行が足りないな。
朝早かったから少しは暑さもマシだったけれど、お昼近くになればいつも通り暑かった。

ののの散歩は少しだけになってしまったね。

暑い日は無理しちゃいけないね。

遅めのお昼をsaneで食べて行った。

テラスの石の床はひんやりとして、ののは快適だったかな。


写真的には少し残念な気持ちも引きずりつつ、初めてみた鳥に心が躍った「なつみず田んぼ」だった。

by toto&yukka