コウノトリと富士山

雨の土曜日の後、日曜日はとてもいい天気になった。

小山市側から眺める渡良瀬遊水地はまた違った姿を見せてくれる。

第二調整池と言われる場所だが、平時は広大な野原。

国土交通省の説明を見て、渡良瀬遊水地の全容が朧げながらに分かってきた。

ここは人が立ち入らない原野のようでもあり、自然な野鳥生息地になっているんだな。

まぁ、広過ぎることでなかなか鳥の姿を近くで見ることが出来ないけどね。

真っ青な空と白い雲と広大な緑。

遠くにコウノトリの人工巣塔が設置してある。

何と幸運なことにてっぺんに留まっているコウノトリを見ることが出来た。

きっとコウノトリのひかる君だ。

コウノトリはかなり前に日本で一度絶滅した種。

様々な人達の努力で現在は140羽程度が日本の色んな所に生息しているそうだ。

この日見たのは千葉県野田市のこうのとりの里から放鳥されたひかる君だと思われる。

GPSが付いていて、いつもどこにいるのか分かるようになっているそうだ。

観察できる道からは150m以上離れていて、小さくしか見られないけど、その大きさはアオサギをはるかに凌ぐ。

水辺の鳥では最大級だね。

天気の良いこの日、バックに富士山を従えたコウノトリは、これぞ日本!っていうような印象を受けた。

一度日本で絶滅してしまった鳥だが、沢山のコウノトリがまた大きな翼を広げて富士山をバックに羽ばたく姿を早く見たいものだなと思う。

ののも気持ちいい散歩が出来たね。

by toto&yukka

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