鬼押出し園
浅間山の裾野に広がる溶岩だらけのモノトーンの世界。
鬼押出し園のイメージはそんな感じだった。
子供の頃に行ったことがあるのと、自分が親になって子供を連れて一度だけ行ったことがあるけれど、あまり印象が無い。
一つだけはっきり覚えていたのは、岩の奥に生えている光る苔があって、覗いたけれど全く光ってなかったこと。
そんな想い出くらいだから今まで何度も前を通っていたけれど寄ることはなかった。
今回はあまり移動しないで過ごそうと思っていたから、近いので散歩がてら行ってみることにした。
何となく朧げながら覚えているところもあり、記憶を辿りながらののとお散歩。
数十年の時を経て見ることが出来た光苔。
本当に光ってるんだ!
ゴツゴツした溶岩の周りはもう秋の装い。
モノトーンでもありカラフルな色彩を楽しむこともできる。
バックには浅間山と秋の雲。
登り坂はしんどいけれど、吹く風は爽やかだ。
遅い午後だから影も長いね。
撮影する自分の影も写り込む。
溶岩に埋め尽くされた場所だけど、様々な表情を見せてくれて楽しかった。
60年続く観光地だけのことはある、十分満足できるところだったな。
新たな発見や再発見が出来て嬉しい一日。
by toto&yukka
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