清津峡トンネルアート(新潟旅行④)
清津峡は黒部峡谷・大杉谷と並ぶ日本の三大峡谷と言われているが、知名度は低いらしい。
その渓谷美に比して観光地化が地味であることが理由らしいけれど、素晴らしい自然の造形美だと思う。
その険しさ故にビューポイントが狭いため、きっと苦労してトンネルを作ったんだろうな。
その清津峡渓谷トンネルに、つい最近作られたアートスポットがある。
現在開催されている大地の芸術祭の注目作品の一つとなる「ライトケーブ」。
建築家のマ・ヤンソン氏と建築事務所のMAD Architectsが製作したとのことだが、アートに詳しくない我が家にはピンとこない。
でも天井に貼られた金属板と床に張られた水鏡に、峡谷の岩肌と緑と青空と雲が映り、とても美しく不思議な空間が出来上がる。
理屈抜きに感動する!
写真を撮る人がとても多くてなかなか上手く写真を撮ることが出来ないが、人が途絶える一瞬を待てば人とワンコのシルエットがとても美しく撮影出来る。
totoはののを連れて3回くらい試みたけれど、ののがうまい具合に待てないし、気も焦るから今ひとつな写真になってしまった。けれど我が家にとっては素敵な思い出の写真になった。
ここ以外にも第2展望台には異空間を感じさせる照明のあるトンネルと峡谷美の融合が美しいスポットもあった。
どの写真もののを座らせようとする飼い主のシルエットが写っていて面白いな。
アートなトンネルを満喫して出ようとしたら強いにわか雨、そしてすぐに空は青空になったりしてコロコロ変わる天気。
変化に富んだ楽しい観光になった。
by toto&yukka